鳥取マラソン2019
地元の大会なので練習仲間以外にも、職場の同僚など沢山の知り合いが参加している。
今回は職場の同僚と一緒に会場へ向かう。
《4:00起床》
前回の防府での消化不良の失敗を活かして早めの朝ごはんを済ませる。
《5:00出発》
物足りなかったので、移動中におにぎりとサンドイッチを追加で食べてお腹いっぱい。
鳥取マラソンは受付がなく、レースで使うゼッケンや計測チップは1ヶ月前の事前発送で完了。
シューズはadizero Japan boost3。
あとは当日スタート地点に並ぶだけなので楽チン。
《6:40布施陸上競技場到着》
競技場前の最寄り駐車場は満車で少し離れたところになった。
あと20分ぐらい早ければ最寄り駐車場といった感じかも?
ここからシャトルバスに乗ってスタート地点の鳥取砂丘まで移動。
《目標タイム3:30》
1/20にハムストリングスを痛めてから、思ったように練習が積めなかったので、サブスリーから目標を下げる。
(スピードの不安はないけど、距離の不安ありあり…)
痛めてから大会までに走れた距離は160kmぐらい。(約50日)
そのほとんどが8km程度(5:00〜6:00/kmペース)のジョグやLSD90分を数回。
2週間前になって、ようやく4:30/kmまで上げれるようになった。
少しずつ戻ってきてるけど、身体の調子はイマイチで、一度練習すると脹脛とハムストリングスの張りが取れず、悶々とした日々が続く。
無意識にハムストリングスをかばってしまい、脹脛が張るんだろうな。
《7:30スタート会場着》
アップは15分ぐらいかけて軽いジョグと流し数本。
ハムストリングスと脹脛に貼ったテーピング(おまじない?)は上手く貼れてそう。
スタート前にNHK大河ドラマ"いだてん"の金栗四三役を演じる中村勘九郎が登場。
もちろんサプライズゲスト。
《9:00スタート》
中村勘九郎の登場で会場が湧いている中、スタート。
スタート直後は砂丘の長い登りと下り。
ペースを守ろうとがんばると疲れて、後々にしっぺ返しにあうのでアップと思いマイペースで進む。
安定したペースで進む人を見つけたので、離れないことを目標にして淡々と走る。
4:32〜40/kmぐらいと、目標ペースより少し速いけど、体感的には問題なさそうなので行ってみる。
天気予報通り途中で小雨が降りだすけど、気温は10〜14℃ぐらいあるので、身体が冷えるほどではなかった。
エイドステーションでは欠かさずにスポドリを飲む。
涼しくて汗があまり出ないから、トイレが近くて2回ストップ。
補給、トイレのどちらも我慢せずに欲求に任せる。
ハーフまでなら誤魔化せるけど、フルマラソンでの我慢は良くない。
無理な我慢は大抵悪循環にハマる。
(もちろん無理なペースを我慢するのも含む)
補給はジェルに頼らず、エイドステーションで提供される固形物で済ませる。
特にチョコパンが走りながらでも食べやすくて良かったな。
(距離走するとき準備しとくといいかも)
《ハーフ通過1:38:24》
当初予定より速いけど、まだ余力あるのでビルドアップで終われば3:15に届きそう。と少し欲が出てきた。
自分にとっての鬼門は25〜30km。
いつもはここで集中が切れてレースが終わってしまうけど、この日は違った。
その上、30kmからペースアップしていく人に対応できた。
このままラストまで行きたい。
そう思って束の間、4:25/kmからペースが上がったところでキツくなって諦めた。
このままビルドアップで行きたかったけど、距離走を積んでいない身体では対応できなかった。
35kmからのアップダウン区間はヘロヘロ。
5:00/kmペースが精一杯。
練習不足のボロが出てきたけど、まだ集中できているのが救い。
ラスト2kmは気力で上げたいけど、さっぱり上がらずそのまま粘ってゴール。
◎鳥取マラソン2019
PB 3:18'10(4:41/km)
目標の3:30を達成できたし、PBも更新。(これまでのPBは3:22'56)
今までサブスリー狙いの時は沈没してばかりだったので、今回ほどまとまったタイムは過去にない。
サブスリー達成まで、タイムはまだまだ遠いけど、いい収穫になった。
大した練習量じゃなかったので、やり方次第でまだまだイケる感覚も掴めた。
年間目標のサブスリーには届いていないけど、PBを出した時の達成感は最高だ。
今が人生最速!という感覚は日常生活では味わえない。
この成功体験は堪らない。
これを味わいたいから走り続けてるんだろうと、自分が走っている意味も再認識もできた。
さ、次はチューリップマラソンだ。